現在、あなたは解体工事をお考えかと思いますが、実際に解体工事が始まってから終わるまでは誰でも気になって工事の状況を確認に行ったり、気になるところをお聞きになったりしますが、実際に工事が終わった後に確認することはないのでしょうか?

解体工事とは、建物を壊し、基礎を取り除き、敷地を綺麗に整地して完了という工事になりますが、それだけで終わりで良いのでしょうか?

大体の解体工事費用は、工事が完了してから数日後にお支払いを致しますが、お支払い後に何か問題、トラブルを発見しても中々スムーズに収まりにくくなるのが正直なところです。

その為にも、解体工事後には以下の点もあなたご自身でご確認してみてください。

「境界はしっかり残っているか。」

これはどのような解体工事現場でも共通していることなのですが、解体工事とは既存の物を壊す為、稀にお隣様との境界を示す杭やプレートが取れてしまう場合があります。

境界とはあなたと近隣との境を示すだけではなく、それぞれご自身の財産を示す物でもあります。

その為、工事で境界がなくなっていることに後から気づいては近隣トラブルの発端になったり、非常に大きな問題になってしまいます。

その為にもまずは境界がしっかり以前と同様に残っているかを確認して下さい。

続いてですが、解体工事を依頼する際、必ず「契約書」を結ぶと思います。

その契約書にはしっかり目を通してください。

解体工事後には、この契約書に記載されている内容通りにしっかり工事が行われているかを確認する必要があります。

万が一、契約書に記載されている事項がしっかり行われていない場合は、施工した業者と話し合うなどしていかなくてはなりません。

特に多いのは、解体工事の中でも家屋自体ではなく、付帯工事と呼ばれる部分において契約書と異なる工事を行っているケースが多いです。

例えば、庭にある植栽を取り除ききっていない。

壊すはずのブロック塀が残っているなど、目が行きがちな家屋ではなく、それ以外のところでこの様な問題が起きていることが多いです。

この様に、ザッとではありますが、施工後にもあなたご自身が確認しなくてはならないことは沢山あります。

工事中に気になるのはもちろんですが、終わった後にもしっかりあなたご自身が確認をし、問題がない事を確かめてから工事完了とする様にして下さい。

まとめ
解体工事とは、工事自体が終わったら終了ではありません。

その他に色々とあなたご自身が確認をし、問題がなかった時に初めて完了になります。
その為にも解体工事前には自分のお家の周りを確認しておくことも大切になります。

あなたがご存知の解体工事とはどの様な工事でしょうか?

例えば、一般の木造家屋の解体、大きなビルの解体など、解体工事といっても非常に様々な解体工事がありますよね。

その中でもあなたも実際に経験する解体工事といいますと、実際に人が住んでいる家屋の解体工事ではないでしょうか?

解体工事とは、家屋の上物(建物部分)はもちろん、家屋を支えている基礎まで撤去するのはご存知でしょうか?

実は、この基礎を壊すとき、近隣様は非常にご迷惑をお掛けする作業になるのです。
建物の基礎ですが、実際に建っている家屋、建物によって本当に様々なものがあります。

例えば一般的な木造ですと枠基礎と呼ばれる様な、家屋の外周に合わせて建っている基礎。
埋立地や、地盤が緩い所ではベタ基礎と呼ばれる基礎などがあるのですが、建物が大きくなればなるほど基礎も丈夫なものに変わっていくのです。

例えば、築年数が古い地盤も悪くない土地に建っている木造家屋と地盤が悪く、建物の高さも高い鉄筋コンクリート造の基礎では全くもって別物のものが入っています。

実はこの基礎の大きさが大きく、深く入っている程、解体工事の際に手間、時間も掛かるのですが、なによりもお近くにお住いの方が不快に思ってしまうケースがあります。

というのは何故なのかを今回は解説致します!

では、まず解体工事を行う建物ですが、鉄骨造3階建程の建物を仮説で使いましょう。

鉄骨造という事で、上物部分も木造と比べて大幅に工期が掛かってきます。
近くで見ていて「やっと上物が終わったのか。」と思うかも知れませんが、問題はこの後です!

上物が終わればそのまま基礎解体に入るのですが、鉄骨造3階建の場合ですと、土の高さから約1.5m程の基礎が想定できます。

「基礎の深さは1.5m」と聞いてあなたは何かお考えになりましたか?

まず、1.5mという深さの基礎を解体しようとすると、一旦基礎の周りの土を一通り掘り返します!

この時点で土の高さが一気に1.5m下がります。
そして実際に壊すのですが、1.5m入っている基礎です。

近隣の方々のお家は地震の様に揺れてしまいます。

基礎とは建物の下に入っている物ですから、建物自体の解体よりも地盤が揺れるのです。

酷い場合ですと近隣のお宅にヒビが入ったり、室内の置物が落ちてしまったりなどというケースも0ではありません。

しかし、実際にこうなってしまった場合、
「誰に言えばいいの?」
「誰に直させればいいの?」
というご不安がまず出てくるのではないでしょうか?

実際、この様な場合ですと、目で見ただけでは解体工事が原因などとはわからない為、判断が非常に困難です。

その為に、
「実際に解体工事で起きたヒビ割れなどを保証してもらえない。」
などといったことから近隣トラブルに繋がるケースも少なくありません!

そうならない為に、解体工事の開始前に必ず「家屋調査士」を呼びましょう!

これはあなたが解体工事を実際に行う時も、あなたの周りで解体工事が行われる際も同様です!

正直な所、木造家屋くらいであればまず解体工事が原因で隣地のお宅にまで支障が出るということは考えがたいですが、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の家屋である場合は必須と言っても過言でありません。

「家屋調査士」とはお聞きした事がある方は多いと思うのですが、実際に依頼した事があるという方は少ないかも知れません。

家屋調査士とは、解体工事が決まった時点で決められた範囲内の近隣様宅の現状を確認し、写真などに納め、解体工事後にも工事前と変わりがないか検査してくれる者です。

その為、万が一解体工事であなたのお宅若しくは近隣様のお宅に破損箇所が出てしまった場合でもこの家屋調査士の検査にて解体工事が原因なのか、違うのかなどと判断をする事が出来るのです。

大体の場合はこの家屋調査費用は、実際に工事を依頼するお施主様、若しくは実際に解体工事を請け負っている解体工事業者が負担致します。

しかし、家屋調査士が入るのは現場からある程度のエリアです。

その為、少し現場からは離れているけど心配…などとお考えの場合はご自分でも探してみてください!

万が一の為の準備になります!

また、実際にあなた自身が解体工事を依頼する様であれば、基礎解体の際に解体工事業者から近隣様へご挨拶に行ってもらうなどして、対策をとるのもいいかも知れません!

同様に近隣で解体工事があるのであれば基礎解体の際に声を掛けてもらう様にするということも大切です!

まとめ
解体工事の際は、あなたが実際に工事を依頼する場合でも、近隣で解体工事を行う場合でもまずは家屋調査をしましょう。

家屋調査をしていることで解体工事中の近隣トラブルなど様々な箇所でトラブル解消のをすることができます。

 

解体工事の際は、あなたも知っているかと思いますが、まずは足場を立て、養生シートを張る作業を行なっていきます。

この足場と養生シートは解体工事現場の近くに埃や、ゴミが飛散しない事を第一としておりますが、その他にも足場と養生シートはある役割を果たしているのです。

逆に足場と養生シートにはある危険もある為、今回は足場と養生シートについて書かせて頂きますので、実際に工事を検討している、又は近隣で解体工事があるなどあなたの目線から見て頂き参考になればと思います。

それではまず足場と養生シートの大きな役割です。

冒頭で書きましたが基本的には解体工事で排出されるゴミや、がれき、埃の飛散を防止する役割があるのです。

そんな足場と養生シートですが、実際に飛散を防ぐ役割をするのは養生シートです!

養生シートと言われてまずあなたの頭に浮かんでくるのはどの様なものでしょうか?

実は養生シートは解体工事以外にも様々な工事で使用されていますが、大体の方は緑やグレーのメッシュ状のものではないでしょうか?

実は建築工事や、塗装工事などの際は大体の業者さんはこのメッシュ状の養生シートを使用しています。

しかし、解体工事に関しましては、メッシュ状のシートは基本的には使用致しません。

ではどの様なもの?

と思う方もいるかも知れませんが、養生シートには色々な種類のシートが存在し、どれもメリット、デメリットが存在する為、解体工事の際は使い分けて使用しているのです。

まずは、解体工事で一般的に使用している物ですが、「防炎シート」と呼ばれる養生シートになります。

防炎シートですが、特徴としましては色は大体の物が真っ白でしてメッシュシートと比べるとシート自体に隙間がなく、生地がしっかりとしたものになっています。

解体工事では、大きながれきから細かな埃まで非常に様々なゴミが排出されます。

その為、メッシュシートを使用してしまうと、がれきで破けてしまったり、細かい埃がメッシュ部分から飛散してしまうなど非常に多くの問題が起きてしまうのです。

その為、メッシュシートよりも強度が強く、細かな埃を飛ばさない様にと解体工事の際はこの「防炎シート」の使用を一般的として行なっております。

ですが、防炎シートは、埃など飛散物防止には非常に効果が見られるのですが、実はメッシュシートと比べるとある点で危険が生じることもあります。

実はメッシュシートはある程度の風が吹いてもメッシュになっている箇所から風が抜けていきます。

しかし、防炎シートの場合は、一枚の生地になっているため、防炎シート自身がまともに風を受けてしまい、足場の傾きや、崩壊につながる危険性があるのです。

その為、私たち解体工事業者では、毎日天気予報を確認し、強風の恐れがある場合は、前の日に防炎シートを一度外したり、カーテンの様に端っこに畳んで置いたりなど細かな対策を取っております。

万が一これを怠る様な解体工事業者がいればあなた自身から注意をして下さい。

また、防炎シートはメッシュシートと比べ丈夫なのですが、解体工事を行う建物によっては非常に騒音が響く工事もあります。

その場合は、防炎シートよりも防音効果がある「防音シート」というものを使用致します。

防音シートはゴミなどの飛散はもちろん、解体工事中に発生する騒音を和らげてくれるものになっております。

こちらも防炎シート同様、丈夫なのですが風を受けやすくなっており、防炎シートよりも更にシート自体の重みが増す為、強風の日などは足場の崩壊など危険が及ぶ為、防炎シート同様、シートを畳んだりなどして足場崩壊の対策を取ります。

これらの養生シートを現場ごとに使い分け、解体工事を依頼された方はもちろん。

近隣様にも不快な思いをさせない様、工夫しながら解体工事は行われます。

また、解体工事で良く近隣の方々からご指摘あるのが、解体工事は足場が段階ごとにどんどん低くなっていきます。

その為、近隣の方から見るとしっかり養生をできていないのではないか。

と不快な思いをお持ちの方もいらっしゃるのですが、実は解体工事の場合は建物がなくなってくるにつれて足場を下げて行かないと近隣様へ危険が及んでしまうのです。

解体工事の足場はあくまで飛散物を防ぐ為に立てる為、足場自体の強度はそこまで高くありません。

その為、建物がある時は建物から強度を増す控えを取っていくのですが、建物がなくなった状態で高さが高いままにしておくと控えを取る箇所が確保できない為、足場ごと倒壊する可能性が極めて高いのです。

その為、解体工事では、建物の高さに合わせてどんどん足場を低くしていき、最終的には足場を全てなくすという方式をとっております。

以上、解体工事の足場と養生について今までよりもご理解頂けましたでしょうか?

あなたが解体工事を依頼する際、近隣で解体工事が行われる際などの参考にしてみてください!

まとめ

解体工事の足場、養生シートにはそれぞれ役割があります。

その役割をご理解した上で解体工事の参考にしてみてください!

 

 

 

最近街中で数カ所の一斉建て替え工事を行っているのを目にしませんか?

建て替え工事というのは、行政の計画、個人、不動産会社の意向など様々な理由があるのですが、これらの工事に解体工事は必ずついてくる工事なのです。

解体工事とはご存知の通り、建物を壊していく工事ですので、そこに新たに建物を建築するのであれば必ず今ある物を壊さなくてはなりませんよね。
その為に解体工事は様々な箇所で行われてきております。

解体工事は「見ていても怖い!」、「埃が酷い」ということはよく皆様おっしゃいますが、あくまで街中だから特に気にされて来なかったと思います。
しかし、最近ではこの解体工事は街中で見るなんていう他人事では無くなってきているのをあなたはご存知でしょうか?

それはどういうこと?と思うかと思いますのでその理由を今回はお話ししていきましょう。

まず!
近年よく「建売住宅」という言葉を耳にするかと思います。

建売住宅は基本的には住宅街を不動産業者、ハウスメーカーが土地ごと購入し、そこから区画を分けて建築工事を行っていくものです。

この「建売住宅」においては、住宅街に新しく建築をする為、既存の建物がある場合はまず解体工事をするのですが、この際は近隣の方々のご協力があってこその工事になってきます。

しかし、あなたもそうだと思いますが、ご自身の大切なお家にも危険が及ぶ解体工事を簡単に「やっていいよ」とは言えますでしょうか?

同じ仕事をしていてお恥ずかしい話ですが、解体工事業者の中にはまだまだ世間的に「悪徳業者」と呼ばれる業者が存在しています。

そんな業者があなたの隣のお家を解体していたら心配でいてもたってもいられないですよね。

しかし、現実的には工事を行う業者はあなたの元に挨拶に来てしまった時点である程度は決まってしまっているのが現実です。

その為に、解体工事を近隣が行う際にあなた自身が被害に合わない様に対策を取っていきましょう。

まず、近隣で解体工事を行うことが決まりましたら、解体工事を依頼した「施主」、解体工事の依頼を施主から直接請負う「元請け」の2社が挨拶回りに来るかと思います。

最初の対策はここからです!
挨拶にきた2社の担当者名、連絡先、会社名は名刺などを保管し、必ず把握しておくようにしましょう。

また、基本的には、解体工事を請け負っている元請け業者があなたにも解体工事の説明をすると思いますが、その説明を聞いて疑問点、不安な点はどんどん質問して下さい。

悪徳業者の場合ですと、この時点でボロが出始めます!

悪徳業者とは常日頃から悪事を働かせ、真っ当な工事をしていない為、あなたからの質問に対し、まともな答えが出てこないのです。

しかし、解体工事の中身に関しては業者と名乗っている位なので、ある程度はあります。

そこで!
悪徳業者ではないかを見抜く為に、まずは解体工事で発生した産業廃棄物をどこへ持って行くかを確認しましょう。

しっかりしている処分場では処分をすると、「マニフェスト」という物が発行されます。
このマニフェストを提出してもらえるか同時に確認して下さい。

上記で問題がなければ続いては工事が開始されてからの確認になります。

あなたもご存知の通り、解体工事は足場を立てて、養生シートを張ってから本格的に工事が始まります。
しかし、業者によってはこの養生シートすらしっかりできない業者が存在するのです。

養生シートがしっかりできていないまま解体工事を始めたらどうなってしまうかはお分かりですよね?

まずは、解体工事にて埃が飛散してしまい、あなたの御宅が真っ白になります。
その他にもあなたの御宅に傷をつけてしまったり、破損をさせてしまったり非常に多くの問題が発生することになります。

そうならない為に、まずはあなた自身もお隣の工事が始まった際は足場と養生シートを確認してみて下さい!

最後に、工事中、工事後の掃除です。

ほとんどの業者はしっかり水を使い、掃除を行いますが、中には全くと言っていい程掃除をしない業者がいます。
その様な工事をしていたら、いつ、どこで誰が怪我をしてもおかしくない状況になってしまいます。

そうならない為に、工事中でもあなたが気になった事は常に施工している業者に確認をしたりなどしてあなた自身がご納得できる解体工事をさせる様にして下さい。そうすれば、近隣様ともお付き合いが上手くいきますし、今までと変わりなくお過ごし頂けるかと思います!

まとめ
解体工事は、いつあなたの近隣で行われるかわかりません。

実際に解体工事が行われた際に近隣様とのトラブルに巻き込まれない様にしっかりと対策を取っておいて下さいね!

解体工事とはトラブルが絶えない工事というのはご存知でしょうか?
普段は道端で解体工事現場を見ても特に考えたりはしたことがないと思いますが、実は近隣様には多大なご迷惑をお掛けする工事なのです。

そんな解体工事ですが、業者を探す際にインターネットや、チラシなどから安価な解体業者を探す方が非常に多くなってきております。
しかし、解体工事を金額だけで選んでしまい、工事の最中に近隣トラブル、解体業者とのトラブルが絶えないという声が非常に多くなっております。

安価な金額提示をしている解体業者が全業者悪いとは言いがたいですが、実際に金額だけでの判断をすると「悪徳業者」と呼ばれている解体業者に当たってしまう可能性は極めて高くなってしまうのが現実です。

実は、最近解体工事におきましては、もともと違う業種を行っていた方が、解体工事業者と名乗り、工事をしているケースが非常に多いです。
解体工事とは一般的には「家屋を壊す」というイメージが強く、案外簡単なのでは?と思われているかも知れませんが、それは大きな間違えなのです。

解体工事は「壊す工事」に間違えはありませんが、壊すということはその後の引き継ぐ工事でもあるのです。
どんな土地でも建物がなくなれば新しい建物が建ちます。
解体工事とは、その新しい建物が建つ為に行う工事と私たちは考えております。

しかし、現実では既存建物の基礎を取らずそのまま埋めてしまっていたり、解体工事で発生した産業廃棄物を不法投棄したりなど、非常に悪質なことを行う解体業者が恥ずかしながら後を絶ちません。

ここが解体工事金額を低くする為の理由の一つになっているのです。

このような解体業者は必ず工事の依頼をしたあなたにも問題を持ってきますし、近隣様とのトラブルの原因になることは間違えありません。

このような解体業者に当たってしまわないように、今回はいくつか依頼する解体業者を最終的に決定するポイントをご紹介させて頂きます。

解体業者を確定するポイントは、
・解体工事の施工実績が豊富であり、今までに問題なく行ってきているか
・万が一事故が起きた際などにしっかりと保証してもらえるのか。
・近隣様へのあいさつ、対応などしっかり行い、近隣対策をしっかりできているか。
・決めようと思っている解体業者の工事施工風景などしっかり確認できているか。
 (特に養生、整地)
・解体工事に必要な許認可はしっかり取得しているか。
・解体工事で発生した産業廃棄物を規定の処分場へ持って行っているか。又、産業廃棄物を運搬する為の許認可は取得しているか。

以上の内容をしっかり確認して頂ければ、悪徳業者であった場合、あなたでも見分けられるのではないかと思います。
解体業者は作業開始時の足場、養生はもちろん施工中、最後の整地状況である程度どのような業者なのかがわかります。

また、解体工事はどんな小さな工事であっても許認可が必要な業種です。
その為、業者には許認可証を提出してもらい確認が必要です。
万が一無許可の業者に依頼してしまえばあなたにもなにかと被害が出てくることは間違えありません。
業者選びの際は必ず確認して下さい。

上記の他にも業者と直接やり取りして不安な点や、気になるところが出てくるかと思います。
その際はしっかり確認をし、あなたが一番安心して工事を依頼できる解体業者を見つけて下さい。

まとめ
解体業者にはまだまだ「悪徳業者」が存在します。
業者を決める際はしっかり業者について下調べをし、工事依頼をした後に後悔をしないようにして下さい。

街中で見かける解体工事ですが工事をするにあたって各市町村で申請が必要ということはご存知でしょうか?
実は解体工事は建設業の中でも唯一、どんな小さな工事にも許認可が必要であったりととても大変工事なのです。

では申請といってもどんな申請なのでしょうか。
解体工事とはあなたもご存知の通り、既存の建物を壊すという工事になります。
なのに申請は解体工事前、後にしなければいけないんです。

ということで、今回は解体工事の際に必要な申請についてご説明していきましょう。
あなたも解体工事をお考えであれば必ずしなくてはいけないものですので参考にして頂ければと思います。

まずは解体工事の前の申請ですが、解体工事には工事で発生する産業廃棄物があります。
産業廃棄物はどんなものでも必ず指定の処分場に持って行かなくてはなりません。
これを怠ってしまうと未だに問題になっている「不法投棄」になってしまうのです。

解体工事の際は、この「不法投棄」という問題を失くすために定められていると言っても過言でない「建設リサイクル法」に基づき申請を行います。
この法律は特定建設資材を用いた建築物に係る解体工事又は、これを用いた新築工事を行う業者に分別解体、再資源化等を行うことを義務付けることになっていのです。
こちらは解体工事の場合は、床面積が80平米以上のものに必ず適用されるものとなっており、床面積が80平米以上の家屋を解体する際は必ず申請をしなければなりません。
また、申請手続きは工事開始日より最低でも7日前に行わなくてはなりません。

では、あなたがいざご自分でやろうとしたらどのようにすればいいのかというところなのですが、基本的にはこの申請は解体工事業者が代理で行っていきます。


実はこの申請で各市町村から許可がおりないことには解体工事を始めることすらできないのです。
その為、この申請については普段から申請手続きを行っている我々解体業者があなたの代わりに申請してきます。
あなたは解体業者に委任するということで委任状を記載して頂ければ準備完了です!
最低でも解体工事開始の7日前に申請をしなければいけないというところがポイントで、この申請が遅れてしまうと工事開始日も遅れてしまいます。
その為、解体工事の際は工事開始前から解体業者と連絡をこまめにとり、申請状況などを確認することも必要になってきます。

続いて解体工事が終わった後の申請ですが建物がなくなった後は「滅失登記」という申請をしなくてはなりません。

「滅失登記」という文字を見て頂き、ある程度読み取れるかと思いますが、元々家屋がりましたが解体工事により、家屋がなくなりましたという登記手続きになります。
こちらは解体業者にも委託できますがお金が別途で請求されることがほとんどだと思います。
その為、こちらの手続きはあなたご本人が行うことを私はおすすめ致します。

この申請には以下の書類が必要になります。

・登記申請書
・申請書の写し(申請書のコピー)
・案内図
・取り毀し証明書
・解体業者の登記事項証明書
・解体業者の印鑑証明書
・現地の写真
・地図
・取壊した建物の図面

このように必要な書類は多数ありますが、どれもあなたで準備できないものではありませんよね?
またこの中の、「取り毀し証明書」、「解体業者の登記簿謄本」、「解体業者の印鑑証明書」に関しては、解体業者から送付するのが通常のやり方になっております。

その為、あなたがご用意するものは本当に簡単に用意できるもののみなのです。
解体業者が用意する「取り毀し証明書」は、解体している家屋がなくなった時点で作成し、あなたの手元に届くかと思います。
こちらが届きましたら管轄の法務局にて申請手続きを行って頂ければ終わりです。

このように、解体工事を行う際は、以外にも申請に手間がかかるのです。
しかし、どれも我々解体業者からご説明も可能です。
実際に解体工事をする際は施工を依頼する解体業者に申請についても確認してみて下さい!
滅失登記はご自分で申請できるものですので無駄なお金を使わず、ご自分で行ってみて下さい。

まとめ
解体工事には壊す前、壊した後にそれぞれ申請手続きがあります。
必要な書類だけを見てみると多いので難しいと思うかもしれませんがあなたがご自分でご用意できるものばかりです。
実際に依頼する解体業者と相談しながらしっかりと申請、登記を行うことも忘れないでくださいね。

あなたは解体工事をお考えになって一番気になるのはどこですか?
大体の方はまず工事金額がどの程度掛かるのかを気にするのではないでしょうか?

実は金額を売りに宣伝している解体工事業者は日本全国に山ほどいます。
その為、大半の方は「相見積」を行い実際に施工を依頼する解体業者を選出していることが最近では主流になってきています。

では、「相見積」ってなに?
と聞かれてあなたは答えられますか??

言葉の通り相見積とは、見積もりを何社か同時に依頼し、その中で金額が安い業者を見ていくという方法なのです。
現状、建設業界ではどんな工事であってもこのやり方が多いのですが、解体工事に関しては、業者によって金額が寄り切りな為、特に相見積もりを掛けている方が多いのです。

では相見積についてメリット、デメリットを簡単にご紹介致しましょう!

まずは相見積のメリットですが、上記したようにいくつかの解体業者に同時に見積もり依頼を出す為、工事金額が安い業者を一目で確認することができます。
また、数社に一斉に見積もり依頼を出すことで、その中からあなたの予定に合わせられる解体業者が見つけやすいです。

逆にデメリットですが、ハズレの解体業者を引き当ててしまう可能性が非常に高いです。

ハズレの解体業者とは?と思うかもしれませんが、相見積のメリットである工事金額の見比べができるというところなのですが、逆の捉え方をすると、工事金額でしか判断ができないのです。
解体工事業者は金額が安いというのを売りにしている業者が多いですが、相見積時の金額だけで施工の依頼をして工事内容がずさんな業者だったというお客様のご意見は耳が痛くなるほど聞いてきました。


解体工事に限らずですが、金額を下げるには業者の方も何かを削って金額を落としていきます。
特に解体工事に関しては、家屋を壊した後に出る産業廃棄物を処分するという非常にお金がかかる作業をしなくてはならない工事です。
この産業廃棄物ですが、どこの処分場で処分しても相場としてはどこもほとんど同じでして、なかなかここで金額を落としていくというのは難しいところです。

ここの金額で大きな差があるとすれば未だに聞く不法投棄という言葉ですよね。
不法投棄とこの産業廃棄物の金額を抑えるというのは隣接した関係でもあるのですぉ。

その他に金額削減できる個所と言えば解体工事では、人件費の削減、経費の削減といったところでしょうか。

この人件費と経費ですがここがポイントです。
解体工事は人数が沢山必要という訳ではありませんが、ある程度の人数確保が必要です。
それは、家屋から出た産業廃棄物を処分場にもっていく前に一個一個仕分ける作業があり、あなたがお住いの木造は特に仕分ける種類が多いのです。

続いて経費、まずは近隣様への配慮に経費が掛かることがあります。
また、現場の安全確保の為に経費を使い、道具や資材など準備したりするなどしなければなりません。

この人件費と経費を下げようとすると、必ずと言っていい程、解体工事の場合は問題が出てきます。

まずは人件費を削減しようとして作業員の人数を減らすと、作業スピードが落ち、あなたが最初にお約束された工事期間内に工事が終わらないことや、作業員全員が作業に集中しっぱなしで近隣様への配慮ができず事故が起きてしまったりする可能性が非常に高まります。

続いて、経費の削減を必要以上に考えている業者ですと、近隣様のことなどなにも考えず、危険物は現場に置きっぱなし、ごみの飛散防止の道具は用意しないなど、あなたはもちろん、近隣様をも不快にしてしまうことがあるのです。

このように金額ばかりを気にしていてハズレ業者に当たってしまったときあなたはどう思うでしょうか?
これから新たなスタートの為に行う解体工事が不安で仕方なくなってしまうかと思います。

その為に一解体工事業者としてあなたには金額だけでの判断は決してしないで頂きたいと思っています。

まとめ
解体工事の相見積もりには良いところもあれば危険が潜んでいることも忘れないで下さい。
金額はもちろん大切な参考箇所ですが、金額だけで業者を選んでしまうとあなた自身がその後後悔してしまいます。
相見積はメリット、デメリットを考え、理解した上で使ってみてください。

 

 

現在あなたがお考えになっている解体工事。
実は、近隣様に多大なるご迷惑をお掛け致します。
解体工事をするには、まず近隣様に解体工事に対する承諾を得なければなりません。

なにがそこまで近隣様にご迷惑をおかけするの?と思うかもしれません。

では、あなたは解体工事は実際にどのような工事だと思いますか?
恐らく「家屋を壊す工事」というのが一般的にお考えの工事だと思いますが、
家屋を壊す際には、色々と近隣様には不快な思いをさせてしまうような問題も付き物になってきてしまいます。

実は解体工事とは、”工事期間中の騒音”、”埃の飛散”など近隣様とトラブルになり兼ねないことが山ほどある工事なのです。

このような工事だからこそ近隣様にはしっかりとご挨拶を行い、しっかりと解体工事に対して承諾を頂きましょう。

しかし、あなたもそうだと思いますが、
「いつ頃、誰が挨拶にいけばいいのか。」
このような疑問も出てきているのではないでしょうか?

そこで、どのタイミングでどのような挨拶をすればいいの?

まずは、あなたが解体工事に対して本格的にお考えになったタイミングで近隣様にお話しをしましょう。
最初はご相談程度からでもいいと思います。
近隣様が「解体工事をやるのか。」と少しでも頭に残っているだけでも後々全然違います。

そして、本格的にいざ工事と決断したタイミングで近隣様に失礼のないよう、ご挨拶に伺いましょう。
解体工事は見積りを確認する際に、実際に依頼する業者に工事の工程の確認をしておいて下さい。
解体工事は、実際に施工する業者によって工程が大幅に変わってきます。
この確認した工程をもとにまずはあなたから近隣様に解体工事を行うことをお話しし、大体の工事内容をお話しするといいです。
正直なところ、近隣様からは、解体業者よりもあなたの方が信用されやすいです。
その為、解体業者が挨拶に伺う前にまずはあなた自身のごあいさつ回りは必須です!

あなたの後は解体業者にあいさつ回りを頼みましょう。

大体の解体業者は施工前に必ず、近隣様にご挨拶に行き、実際に行う工事についてしっかりとご説明をさせて頂き、近隣様から承諾を頂けますが、一歩間違えてしまうとあなたが挨拶に回った意味が全くなくなってしまいます。

この理由としましては、近隣様に解体業者が工事の説明をする際に説明に不備があるときです。
この一つのミスであなたが挨拶に行った際は快く承諾して下さった近隣様からも、工事に対して反対されてしまうなんてことも少なくありません。


この一番の大きな理由としましては、冒頭でもお話ししたように、解体工事は近隣様に多大なご迷惑をお掛けする工事です。
しかし、その工事を実際に行う解体業者が近隣様に対するご迷惑を甘く見てしまっていることがあるのです。

近隣様からしたら「解体工事を行います。」と言われて、ありがたいと思う方はほとんどいらっしゃらないと思います。
解体工事の承諾を得るのには、工事の中身をしっかりお話しし、その内容にご納得頂き始めて承諾を得られるものなのです。
その一番大切な説明を解体業者が怠ることによって、近隣様から不信感が生まれ、工事に反対されてしまうのです。

このようなトラブルは本当に多いです。

その為、解体工事の際は、実際に依頼する解体業者もあなた自身が信用して依頼できる業者を選びましょう。
そうでないとあなたが挨拶に行った際は承諾を頂けた解体工事が近隣様からの反対でガラッと一転し、工事が進められないなんてこともあり得るのです。

まとめ
解体工事を本気でお考えになりましたらまずはあなたが信用できる解体業者を探し、依頼しましょう。
工事が決まった時点でまずはあなたが工事の内容をご理解し、近隣様にご挨拶に行きましょう。
そして近隣様ともお話しして、工事に対して承諾を得ることが大切です。
その後は、あなたが信用できる解体業者に近隣様への挨拶に回ってもらいましょう。
ここでしっかりしている業者を選べていないと、工事ができないなどのトラブルになり兼ねません。
しっかり解体業者とも打ち合わせをし、いい解体業者を選び工事を進めることが大切です。
そうすれば、近隣様からもしっかりと承諾を頂け、気持ちのいい工事になります。