2016.09.15

ブロック塀には役割たくさん。

あなたのお宅の周りにはブロック塀がありますよね?
大体のお宅にあるこのブロック塀、なんでみんな揃ってお家に積んであって、周りを囲っているかなど考えたことはありますか?

実はブロック塀にはすごい沢山の役割があるのです!

ブロック塀は、大体のものはお隣様宅との境界線を見分ける一つの目印となっています。
日本の境界線は正直わかりにくいんです・・・
また、近隣様とのトラブルに一番多いのが境界を巡ってのトラブルなのです。

しかし!
そのトラブルの種になっているわかりにくい境界線をこれでもかと言うくらいはっきりわかりやすく見せてくれるのがどこにでもあるブロック塀なのです。

実はブロック塀。
境界線を記したプレートや杭のすぐ近くに積んでいるのが基本です。
その積まれているブロック塀の一番端っこの下を見てみてください。
おそらく、境界線の境にぴったりと建っていませんか?
中には、境界線のど真ん中に積んでいませんか?

このブロック塀の積み方なのですが、境界線の内側に積んであることを、「内積み」、境界線の外側に積んであるものを「外積み」、境界線の真ん中に積んであるものを「芯積み」とそれぞれ呼んでいまして、積み方によってそれぞれ、あることをしてくれています。

まず、「内積み」は、境界線の内側にブロック塀が積んである為、そのブロック塀の一番外側からあなたの敷地ですよ。というサインになってくれます。
最近ではほとんどのお家が敷地範囲の見分けがつきやすいこの積み方になります。

続いて、「芯積み」は境界線の真ん中に積んであることを指しますが、このような場合どちらの持ち物なの?という疑問が生まれるかと思います。
実はこの芯積みブロックに関しては、大体の場合がお隣様宅との共有財産として保有しているケースが多いのです。
また、お隣様との共有財産ということで、自然とお互い丁寧に使用したりなどして、お隣さんとの距離を縮めてくれる役割を果たしてくれます。

最後に「外積み」ですが、こちらに関しては、なかなか戸建てなどには使用されにくい積み方になっております。
境界線の外に積み上げる為、現状多い、建売などではなかなか使われないものではあります。

一般的に一番多いのは、「内積み」でして、こちらはあなたの敷地範囲を明確にしてくれることで、プライバシーの部分でも保護してくれる役割があります。

また、ブロック塀と聞くとどこにでもあるちょっと地味なものを想像するかと思いますが、最近では非常におしゃれでデザイン性があるブロックもあったりなど、あなたのお家に更におしゃれに見せてくれるなどという役割も果たしてくれます。

このように普段どこにでもあるのでなんとも思わないブロック塀ですが、観点を変えて見るとここまで様々な役割を果たしてくれているのです。

まとめ
普段からよく目にするブロック塀ですが、一つ一つが沢山の役割を果たしているのです。
プライバシーの保護からデザイン性豊かなものまで、あなたのにとって非常にプラスになる役割を持っています。
あなたのお家にあるブロック塀もこの際にどのような積み方のなっていてあなたにとってどのような役割を果たしてくれているかなど考えてみてください。