皆さんの周りで行われています解体工事現場の中を覗いたことはありますか?

解体工事というと、パッと重機が動いて建物を壊しているといった風景が浮かぶと思いますが、解体工事では、重機が入る前に様々な道具を使い、人の手で解体を進める事も色々あるのです!

ですが、その道具の中には危険物も含まれます。

例えば”ノコギリ”、”バール”などですね。

解体工事現場では、しっかりしている業者とそうでない業者の見分け方としてこれらの道具類がキッチリ片付いているかなどというところも参考になります!

しっかりと作業をする業者は、現場内の整理整頓もしっかりとできます。

逆に、整理整頓もできない業者はなにをやらせてもまともに熟せません。

解体工事現場の中にはただでさえ、危険な物が非常に多くあります。

そこに加えて危険な道具類を整理もせずに現場内に置いていては、作業員はもちろん、通りかかったか人が怪我をする事も考えられるのです。

まとめ
皆さんも身の回りで行われている解体工事現場があったら業者の判断材料として覗き見してみてください!

あなたが現在お住まいのお家はどんなお家ですか?

最近のお家では、半地下に車庫があって、その上に2階建の家屋が建っていたり、縦長の3階建であったりといった小さな敷地を有効活用したお家が非常に多くなって来ました。

ですが、実際のところなかなか新しいお家を解体するというのは少ない事です。

現在解体工事の依頼が多いのが昭和築のお家で、「相続」の関係や、「建替」などといった理由が多いです!

そんな解体するお家の中には非常に様々なお家があります。

そんな中で私たちも”大丈夫!?”と思うのが近隣の方々と「高低差」があるお家を解体する時です!

特に!!
地下車庫があるお家は”要注意”です!

例えば、あなたのお家の方が近隣の方々のお家より高い位置に建っているとしましょう!

上記であれば、あなたのお家を解体しても、然程近隣宅に何かがあるという事はありません!

※万が一近隣宅にあなたのお家の土が流れ込んでしまいそうなどという心配があれば、土を出しましょう!

 

では、逆はどうでしょう?

あなたのお家の方が近隣宅よりも1.5m下がった位置から建っているお家を壊した際、近隣宅はどうなってしまいますか?

想像がつくかと思いますが、近隣宅の土があなたのお家の方に流れ込み、酷い場合は、建物ごとくずれてしまうといった事態になりかねません。

この様な解体の場合は、解体業者含め充分な話し合いをする必要があります。

正直、壊すのは”簡単”です!

ですが、そのあとの土留め作業は解体業者ではなかなかできません。

このレベルの土留めになると、しっかりとした”土木業者”をいれて対応する必要性があるのです。

大概の解体業者は周りに土木業者もいます。

必要があれば、土木業者も踏まえて話合いを行い、解体を行った際に近隣宅に被害が出ない様な対策を考えてから工事を行いましょう。

まとめ
実際に解体工事を行う際は、近隣様へも多大なご迷惑をかけます。

特に高低差がある場合は、危険が伴うことが多々ありますので、しっかりと確認を行ってから解体工事を始めましょう。

 

 

 

実際に解体を行われているお家をよく目にするかと思います。
もしくは、自分のご自宅をこれから解体という方もいるのではないでしょうか?

では、工事が始まった際、業者に任せっきりで本当に大丈夫ですか?

実際に施工する解体業者は本当に信用、信頼できますか?

私は、工事が始まっても依頼主として現場の確認に行くことをオススメしています!

そらは何故なのでしょう?

解体工事は、皆さんご存知のとおり、周りの方から”喜ばれる工事”ではありません、、、

それは、ホコリやゴミの飛散が多く、ご近所の方からは
”まともに生活する事すら出来ない‼︎”
といった事も言われることもあります。

そんな解体工事だからこそ、実際にお住まいであったあなたが作業に問題がないかの確認をする事で、近隣の方々との今後の付き合いなどを悪化させない歯止めになることがあるのです!

特に!!
『足場・養生』の確認は必須です!

解体工事の近隣対策の基本はここからです!

どこを確認すればいいの?と思う方もいるかもしれません!

では、まず足場のパイプが”傾いていないか”を確認してみましょう!

足場のパイプは縦縞と横縞を組み合わせて立てていきます。

しかし、足場を組み立てている際に寄りかかったり、引っ張りすぎたりした状態で組み立てを続けると足場はどんどん傾きを増していきます。

このような状態で作業をしていると強風など際に一気に倒壊してしまう可能性が高いです。

特に外側に倒れてしまったら大事故です!!

まず、しっかりと”傾き”を確認してみてください!

続いて!
”シートに隙間がないか”を確認しましょう!

解体工事の際にパイプで足場を組んだら現場外にホコリはもちろん、ゴミや危険物が飛散しないように養生シートを張ります!

しかし、シートとシートの間が開いてしまっていると、そこから物が外に出てしまいます。

シート同士の間が開いてしまっている原因として考えられるのが、シートを止める紐の締めが甘いことや、シートに大きな何かが引っかかっていてシートが引っ張られてしまっている事などです!

原因は現場内に入らないと確認できませんが、外から見たシートの状態をみて気になる点、箇所を作業員に伝え直してもらいましょう!

※本当は、現場責任者が大前提でやることです!

このように、小さな問題から潰して行く事で、近隣の方々もご安心されることが非常に多いです。

上にも※で書きましたが、実際にこれらは施工する業者が当たり前に行わなくてはならないことです。

しかし、現在の解体業者には正直なところ”いい業者”、”ダメな業者”が大きく分かれます。

また、実際に施工内容を見てみないとわかりません。

万が一あなたが”ダメな業者”に当たってしまった際も問題を防げる策として確認してみてください!

まとめ
解体工事で大切なのは、まず近隣の方々に安心して頂いた中で行うということです。

通常、そのようなことは施工する解体業者が行う事ですが全ての解体業者がそれを行なっている方聞かれますと、恥ずかしながらそうではありません。

あなたがもしも”ダメな業者”に当たってしまった際にも近隣の方々との関係が悪くならないよう、ご自分の目で現場を確認し、気になる点などを指摘して行くということで近隣トラブルの対策になります。

あなたの周りで行われている解体工事現場!

そこで工事をしている業者はしっかりと”安全確保”ができていますでしょうか?

解体工事ですが、基本的にはあなたもご存知のとおり、「重機」を使って建物を壊していきます。

しかし、一番最初に重機で建物を壊す際はどうしても道路から解体しなくてはならないことが多いです。

道路は歩行者の方はもちろん、通行する方々皆さんが使われる所です。

そうにも関わらず、道路整備をする人もいなかったり、作業員が作業に夢中になってしまい、周りの方々に目を向けられていなかったり…

非常に危険が多い中で工事を進めていることが多いです。

特に、お子さんやお年寄りの方々がいらっしゃる方は非常に心配な事が多々あるかと思います。

正直なところを言いますと、通常の戸建て住宅の解体工事では基本的には”警備員”の配置はなかなかしないのが現実です。

しかし、重機に乗っている作業員とは別で通行の整備をする作業員を必ずつけていなければなりません。

また、道路を使用する際は、管轄の警察署で「道路使用許可」というものを取得しなくてはなりません。

この「道路使用許可」を取得して初めて道路の使用が許されるのです。

また、「道路使用許可証」はいつでも見せられる状態にしなくてはなりません。

これらの安全確保ができて初めて

”まともな解体工事”ができるのです!

そして、養生シートなどもしっかりと建物の高さで建っていることや、足場が倒れないようにしっかりと固定されているかなども安全確保の確認事項です!

まとめ
あなたの周りで行われている解体工事はしっかりと安全確保がされた上で施工されていますか?

道路などはしっかりと整備を行なっていますか?

あなたはもちろん、周りの方々に怪我などが及ばないように周りの工事にも気を配ってみてください!

現在、あなたの周りで解体工事を行なっている現場はありますでしょうか?

行なっているようであれば、施工している業者はご挨拶に来ましたか?

実は解体工事を行うにあたって近年ではほとんどの役所で「事前周知調査」というものが行われています!

”事前周知って?”と思う方もいるかもしれませんので、ご説明をさせて頂きます。

解体工事は、お隣さんは元より、近隣様方々に多大なご迷惑をお掛けする工事になっております。

特に、”ホコリ”、”騒音”は普段の私生活にも支障が出るなどと言われています。

その為、解体工事を行うにあたってまずは近隣の方々に工事の説明をする義務が解体業者にはあるのです。

そのことを定めているのが各役所の「事前周知調査」です。

解体工事を行う前に私たち解体業者は各役所にこの”調査報告書”を提出しなくてはなりません。

この事前周知を行っていることによって近隣の方々にどのような解体工事をどのような業者が行うのか知って頂くのです。

今後、あなたが解体工事を行う際はもちろんですが、近隣でも解体工事を行う際は、この「事前周知調査」がしっかり行われているのかということも確認してみてくださいね!

まとめ
身近で行われる工事に対して少しでもどのような工事が知っておくことでご安心できることもあるかと思います!

その為にも、この「事前周知調査」を気にされてみてください!

解体工事をご検討のあなた!

解体工事を行うにあたってあなたも準備しなくてはならない事があります!

解体工事は、建物を「壊して」いきます。

その為、普段扱いの”電気”、”ガス”、”水道”も止めたり、撤去を行なったりしなくてはなりません!

しかし、これらはあなたがそれぞれ契約を解除して頂きたいのです!

※電気=東京電力(例外もあり)
※ガス=東京ガス(契約ガス会社)
※水道=水道局

実は解体工事を行う前に、解体業者からそれぞれのライフラインを撤去する為、必ず撤去依頼を行うのですが、あなたの方で契約を解除できていないと解体業者では撤去依頼を出す事ができないのです。

意外とこの問題で工事に着手するのが遅くなったりというトラブルもあるんです!

解体工事を依頼する際は解体業者から説明もあるかと思いますがあなたの方でもしっかり覚えておいてくださいね!

ここで一点注意です!

”水道”に関しては契約によって契約をしておいたままの方がいい場合もあります!

解体工事期間中ですが、必ずホコリが舞わないように「散水」を行いますよね!

この「散水」に使用するのは解体工事を行う建物に通っている水道を使用します。

その為、契約によっては
「散水費用はお施主様ご負担」と書かれている事もあります!

この際は、一度契約を解除してしまうと再契約をしなくてはならないなど手間が多いです。

その為、こちらも良く施工をする業者と話し合ってくださいね!

これらがそれぞれ終わりましたら、問題なく解体工事に着手できるのです!

まとめ
解体工事を行うにあたってライフラインの撤去があります。

こちらは解体業者が行う手続きなのですが、こちらを行うにあたってはあなたが”契約を解除している”ことが前提です。

解体工事をご検討のあなた!

解体業者からも説明があると思いますが、頭に入れておいてくださいね!

 

解体工事では絶対に欠してはならないのが、”養生の徹底”です!

よく見かけるのはパイプで足場を組み、そこにシートを被せているものだと思いますが、実際に大きなビルなどでは、シートではなくパネルのようなものを使用しているのはご存知でしたでしょうか?

今回は、解体工事を行う上で非常に重要な”養生”についてあなたにも知っておいて頂きたい事がありますので、そちらを書いていきます!

まず、一般的な木造家屋の場合ですが、よく目にする、”白いシート”を養生で使用致します。

こちらは「防炎シート」と言いまして、解体工事中に発生するホコリなどの飛散を防止する役割を果たしてくれるものです。

また、解体工事では廃材が非常に多く発生する為、現場から外に出ないよう守る役割もあります。

しかし、こちらの”防炎シート”!
「音を防ぐ」役割はないのです!

その為、RC造などに関しては音を防ぐ役割を持つ、”防音シート”を使用します!

”防音シート”ですが、防炎シートの役割に更に「音を防ぐ」役割をプラスしたシートになっています!

また、ビルなど高層の建物になりますと、”防音パネル”というシートではなくパネル状の養生を使用致します。

こちらは、シートよりも強度もありまして、更には音を広範囲で防ぐのです。

その為、大きな建物の解体時は一般的には「防音パネル」を使用しています。

このように普段なんとなくみている解体工事現場でも、現場によって様々なやり方で施工をしています。

まとめ
解体工事期間中、周りの方にご迷惑にならないように徹底しなくてはならない”養生”ですが、解体する建物によって使用するものも様々です。

この機会に、近くでおこなっている解体工事現場ではどのような”養生”を使用しているか確認してみるなどしてみてください!

 

解体工事費用の抑え方として、前の記事では”大きな重機を使用”できれば解体工事費用が抑えられるとお話しましたが、今回は他にも解体工事費用を抑えられる部分をお伝えできればと思います!

あなたのお家にはもちろん、家具や花壇などがありますよね?

実は、こちらは引越しの際にお持ち頂く事をオススメします。

家具や花壇などは「残置物」という扱いになり、撤去・処分費が非常に高額になります。

解体工事費用の見積もりですが、基本的には、家屋の上物と、基礎の解体、その他付帯と呼ばれる、ブロック塀の撤去など見積もり時点から工事開始日まで変動がないものを確認して金額をお出しします。

しかし、「残置物」に関しては、実際に、
”引越し時に持って行けなかったり”

”これも解体の際に!”

なんてお考えの方もいらっしゃるのです。

ですが、これが大きな間違いです!

必ずと言っていいほど、解体工事の見積書には以下のような記載がされています!

※残置物は別途費用が掛かります。

そうです!
必ず別途で請求が来てしまうのです!

特に、布団やソファーなど、粗大ゴミで出せば500円〜2,000円程度のものなども、「残置物」として処分をすると、莫大な費用が掛かります。

しかし、「残置物」に関しては、解体工事依頼をする前にあなた自身がしっかりと片付けを行い、お家の中を綺麗にしておければ発生するものではないのです!

我々解体業者からみても残置物撤去は本当にもったいないお金だと思います。

ただでさえ、解体工事を行うのに高額な資金が掛かりますので、その他の費用は抑えましょう!

まとめ
解体工事の見積もり金額には「残置物撤去」は含まれていません!

「残置物」は解体工事の際に処分をすると非常に高額です。

解体工事依頼の前にしっかりと片付けを行なって頂き、解体工事費用を少しでも抑えられるようにしてみてください!