実際に解体を行われているお家をよく目にするかと思います。
もしくは、自分のご自宅をこれから解体という方もいるのではないでしょうか?
では、工事が始まった際、業者に任せっきりで本当に大丈夫ですか?
実際に施工する解体業者は本当に信用、信頼できますか?
私は、工事が始まっても依頼主として現場の確認に行くことをオススメしています!
そらは何故なのでしょう?
解体工事は、皆さんご存知のとおり、周りの方から”喜ばれる工事”ではありません、、、
それは、ホコリやゴミの飛散が多く、ご近所の方からは
”まともに生活する事すら出来ない‼︎”
といった事も言われることもあります。
そんな解体工事だからこそ、実際にお住まいであったあなたが作業に問題がないかの確認をする事で、近隣の方々との今後の付き合いなどを悪化させない歯止めになることがあるのです!
特に!!
『足場・養生』の確認は必須です!
解体工事の近隣対策の基本はここからです!
どこを確認すればいいの?と思う方もいるかもしれません!
では、まず足場のパイプが”傾いていないか”を確認してみましょう!
足場のパイプは縦縞と横縞を組み合わせて立てていきます。
しかし、足場を組み立てている際に寄りかかったり、引っ張りすぎたりした状態で組み立てを続けると足場はどんどん傾きを増していきます。
このような状態で作業をしていると強風など際に一気に倒壊してしまう可能性が高いです。
特に外側に倒れてしまったら大事故です!!
まず、しっかりと”傾き”を確認してみてください!
続いて!
”シートに隙間がないか”を確認しましょう!
解体工事の際にパイプで足場を組んだら現場外にホコリはもちろん、ゴミや危険物が飛散しないように養生シートを張ります!
しかし、シートとシートの間が開いてしまっていると、そこから物が外に出てしまいます。
シート同士の間が開いてしまっている原因として考えられるのが、シートを止める紐の締めが甘いことや、シートに大きな何かが引っかかっていてシートが引っ張られてしまっている事などです!
原因は現場内に入らないと確認できませんが、外から見たシートの状態をみて気になる点、箇所を作業員に伝え直してもらいましょう!
※本当は、現場責任者が大前提でやることです!
このように、小さな問題から潰して行く事で、近隣の方々もご安心されることが非常に多いです。
上にも※で書きましたが、実際にこれらは施工する業者が当たり前に行わなくてはならないことです。
しかし、現在の解体業者には正直なところ”いい業者”、”ダメな業者”が大きく分かれます。
また、実際に施工内容を見てみないとわかりません。
万が一あなたが”ダメな業者”に当たってしまった際も問題を防げる策として確認してみてください!
まとめ
解体工事で大切なのは、まず近隣の方々に安心して頂いた中で行うということです。
通常、そのようなことは施工する解体業者が行う事ですが全ての解体業者がそれを行なっている方聞かれますと、恥ずかしながらそうではありません。
あなたがもしも”ダメな業者”に当たってしまった際にも近隣の方々との関係が悪くならないよう、ご自分の目で現場を確認し、気になる点などを指摘して行くということで近隣トラブルの対策になります。