2017.03.28

養生の種類を知っておきましょう!

解体工事では絶対に欠してはならないのが、”養生の徹底”です!

よく見かけるのはパイプで足場を組み、そこにシートを被せているものだと思いますが、実際に大きなビルなどでは、シートではなくパネルのようなものを使用しているのはご存知でしたでしょうか?

今回は、解体工事を行う上で非常に重要な”養生”についてあなたにも知っておいて頂きたい事がありますので、そちらを書いていきます!

まず、一般的な木造家屋の場合ですが、よく目にする、”白いシート”を養生で使用致します。

こちらは「防炎シート」と言いまして、解体工事中に発生するホコリなどの飛散を防止する役割を果たしてくれるものです。

また、解体工事では廃材が非常に多く発生する為、現場から外に出ないよう守る役割もあります。

しかし、こちらの”防炎シート”!
「音を防ぐ」役割はないのです!

その為、RC造などに関しては音を防ぐ役割を持つ、”防音シート”を使用します!

”防音シート”ですが、防炎シートの役割に更に「音を防ぐ」役割をプラスしたシートになっています!

また、ビルなど高層の建物になりますと、”防音パネル”というシートではなくパネル状の養生を使用致します。

こちらは、シートよりも強度もありまして、更には音を広範囲で防ぐのです。

その為、大きな建物の解体時は一般的には「防音パネル」を使用しています。

このように普段なんとなくみている解体工事現場でも、現場によって様々なやり方で施工をしています。

まとめ
解体工事期間中、周りの方にご迷惑にならないように徹底しなくてはならない”養生”ですが、解体する建物によって使用するものも様々です。

この機会に、近くでおこなっている解体工事現場ではどのような”養生”を使用しているか確認してみるなどしてみてください!