現在、解体工事を行おうかご検討中のあなた!
解体工事とは、どのような工事かはご存知ですよね?
基本的には、敷地内を更地にするといった工事になるのですが、中には撤去をしてはいけないものもあるのです!
また、それがあなたの所有物ではなく、近隣の方の所有物ということもあるのです!
特に多いのが「配水管」です!
「配水管」とは、お風呂や、台所、トイレなどの排水を使用した際に流れる通り道ですが、一般的に”塩ビ管”という”塩化ビニール製の筒”を通っています。
その”塩ビ管”があなたの敷地内に越境して通っていることが多々あるのです。
どういうこと!?
と思うかも知れませんが、実は排水は、「マス」と呼ばれるいくつかの決められたルートを通って流れて行きます。
その「マス」の中に通っている塩ビ管の中にお隣さん宅の排水を運んでくる塩ビ管が入り込んでいるのです。
万が一解体工事中にこの「マス」を壊してしまうと、通っている塩ビ管も破損してしまい、近隣の方の排水は行き場を失い、詰まってしまい、最終的には逆流してしまうのです。
排水とは”汚水”です。
逆流してしまったら、大変な事になってしまいます。
まとめ
解体工事の際には、「配管図面」を揃えてから行うことがオススメです。
もちろん、施工する解体業者も念入りに注意をして作業をしますが、あなたの方でも図面など確認しておきましょう!