2016.11.18

基礎解体に備えて!

あなたのお宅の周りで現在、解体工事は行われていますか?

もし行われているようであればまずは元々建ってた建物がどの様な物であったか思い出してみて下さい。

例えば、一般の木造家屋であればそれは安心できるポイントなのですが、3階建て以上の見るからに丈夫そうなお宅であった場合はあなたのお家にも被害が及ぶ可能性が0ではありません。

そこにはどんな建物が建っていましたか?

なぜ解体工事には関係ないあなたにこのような質問を投げかけてる河東様言いますと、実は解体工事の際に建物自体の解体時はそこまで工事が気にならなかった方でも、基礎解体時になってから工事を気にするようになることがあります。

どんなお家でもビルでも建物自体の下には基礎が存在します。

基礎とは建物自体を支える役割になっており、地盤の中に存在しています。

この基礎は建物の構造や、サイズによって色々な形の物が存在し、場合によっては基礎解体工事だけで何週間も掛かる物もあるのです。

一般の木造家屋ですと基礎は大したものが入っていないのですが、建っていた建物が鉄筋コンクリート造や鉄骨造などの場合は基礎自体も非常に頑丈なものが入っている事が多いです。

この大きな基礎を壊すとなると、近隣には地震のような揺れや、コンクリートを砕く騒音が毎日鳴り響きます。

地盤の中に存在する基礎を壊すことによって地盤から振動が伝わり、ひどい時は近隣様へ震度5程度の揺れが発生する場合もあります。

その為に近くで解体工事をやっている!

解体が行われている建物がすごく頑丈そうな建物だった場合は、あなた自身も基礎解体時に備えなくてはなりません。

まずは、高い位置の割れ物を一旦下ろしましょう。

よくお聞きするのが、
「窓際の置物などが振動によって落下してしまう」
といった問題です。

あなたのお家にはこの様な物はありませんか?

置物が割れ物だったら大変です!

一度チェックをしてみてください。

また、お家自体にも損害が出てしまうケースも0ではありません。

その為に事前に家屋調査士を入れて貰い、解体工事の前と後で調査をしてもらうというのも1つの手です。

家屋調査士を頼むのにもお金が掛かることですのでそう簡単にできるものではありませんが、万が一の為に依頼しておくことも大事です!

まとめ 
解体工事が近隣で開始されたらまずは早い段階でご自宅のチェックをしてください。

割れ物類は必ず低い位置に置く様にしましょう!

それでも心配な様であれば家屋調査士にご依頼し、対策を!