2016.12.27

塗装工事の○○教えます!

あなたも一度は考えたことがある外壁塗装工事ですが、実際にはどの様な手順で行われているかはご存知でしょうか?

実は外壁塗装を行う際は、あなたの周りにお住いの方にも非常にご迷惑をお掛けする事も多く、近隣様対応など、塗装業者が行わなくてはならない事が沢山あるのです!
という事で、今回は塗装工事の手順についてお教えしていこうと思います!

まずは塗装工事の見積もりを受けた業者はまず、あなたのお家の確認に行き、塗装をしなくてならない範囲を図ります。

大体の場合は塗装をする「平米数」を算出し、使用する塗料などによって大まかな金額が確定されます。

続いて、工事を依頼された業者は、まずあなたの周りにお住いの方々へご挨拶に伺います。

塗装工事とは一見、音なども出ない工事に思われがちですが、洗浄機などを使用したり、足場材を組む際に多少の音が出る事がある為、近隣の方々にも承諾を得るところから始まります。

また、足場組みの際は、お隣様には特にご迷惑をお掛け致します為、細心の注意を払って行うこともご説明致します。

その後は、外壁塗装をするにあたって必ず行わなくてはならない、足場の組み立てです。

※足場材は一歩間違えれば大事故に繋がります。

その為、「控え」と呼ばれるパイプの強度を保つものもしっかりと加え、工事期間中に傾いたり、崩れたりしない様な頑丈な足場を組み立てます。

足場の組み立てが終わりましたら、まずは塗装をする箇所の埃やゴミなどを落とす為、高圧洗浄機によって外壁を洗浄致します。

この際に外壁に付着物が残っていると、塗料が剥がれやすくなったり、しっかりと馴染まなかったりと、工事の妨げになる為、念入りに洗浄を致します。

洗浄が終わりましたら、窓など塗料が付いてはいけない箇所の「養生」を行います。

養生は、ビニール素材のものを使用し、塗料などが万が一飛散をしてしまっても、外壁以外に付着しない様、細かく行います。 

上記が一通り終わりましたら早速塗装の開始です。

外壁塗装は基本的には3回塗料を塗る作業があります!

これらを
・下塗り
・中塗り
・上塗り
と呼びます!

この際の工程や、塗料については仕様書に記載されている内容に基づいて行うのが基本となっています。

これらを行い、一通り外壁の塗装が終わりましたら取り付けていた養生を取り外します。

養生を外しましたらお客様と一緒に仕上がりの確認を致します。

この際にご指摘がありましたら、補修を行い、再度ご確認を頂きます。

お客様からOKを頂いた時点で足場材をバラし、片付け作業を行い、現場の最終確認を致します。

これら一通りの流れが終わりましたら、外壁塗装工事の完了です。

冒頭から書きました流れが外壁塗装の一連の流れになるのですが、中には最初に行わなくてはならない近隣の方々へのご挨拶をしていない業者がいたり。
足場を組む際に風などですぐに傾いてしまう様な足場を組み立てたりする業者がいたりなど、、
まだまだ塗装業者だからといって全てを任せられない業者が山ほどいるのが現実です。

その様な業者にあなたが当たらない為にも外壁塗装とはどの様な手順で行うのか。

また、足場の組み立てはどの様な物が正しいのかなどをご理解頂き、実際に依頼をした時に後悔のない工事を行ってください!

まとめ
外壁塗装とは、大まかではありますが、一連の流れ、手順があります。

また、近隣の方々へ多大なご迷惑をお掛けする事があります。

しかし、業者を間違えるとこの手順を無視し、近隣様へのご挨拶すら伺わない業者がいるのが現実です。

その様な業者にあなたが実際に当たらないよう、対策として、外壁塗装の手順や、足場の正しい組み立てなど、あなた自身も知っておくと対策が取れます!