2017.07.11

外構手抜き工事の真実

本日は外構工事の手抜き工事に関してお話いたします。


外構工事は計算通りに寸法を取って作成していたのにもかかわらず寸法がずれることがあります。
ある程度まで作成していた場合、やり直しをするとなると
一度作ったものを一旦壊して作りなおさないといけません。

そうなると、工期が延び、引き渡しが遅れてしまいます。
もちろん、その分の経費もかかります。

できるだけやり直しはしたくないのが職人の本音です。

後々お客様が不快な思いで過ごさねばならなくなります。 そこで職人は考えます。

「大丈夫だろ」と言って、 そのまま強行して工事を続けるか
もう一度計算しなおして 時間がかかろうが最初からやり直すか
一流の職人なら出す結論はこうでしょう、、、 「全部やり直そう!」

ただ、業者に寄っては「いや、もう強行突破で行こう」とやる業者も絶えません。

例え、工期が延び、経費が掛かろうが、そんな事覚悟の上で お客様が過ごしやすいように作り直すという決断をするのが 一流の職人としての姿ではないでしょうか?

手抜き工事がなぜ起きるのか? それは、職人の「大丈夫だろ」と
言った怠慢に他なりません。 まさに「大丈夫だろ」といって手を抜くのです。

その小さな「大丈夫だろ」はやがて大きな傷になります。
使っている材料や、作り方などにも手抜き工事と
呼ばれるようなものがあるかもしれませんが、
突き詰めて考えると、手抜き工事の原因は職人の怠慢しかありません。

そして、それはお客様のわからないところ、見えない所で起きるのです。

「当たり前が一番難しい」 これは日本を代表するあるパティシエの方が仰っていました。
材料も道具も同じものを使って、同じケーキを作っても
片一方は美味しくて、 もう一方は美味しくない、
それはいかに当たり前の事をしているかによると。
「大丈夫だろ」が口癖の職人と、当たり前の事をきちんと
やって庭を作る職人、 あなたならどちらがいいですか?

まとめ

手抜き工事とは職人の怠慢な作業の元に
起こりうるものだと言うこと
今後、外構工事を行う場合は写真などを取り証拠を残しておいたり
職人の人とコミュニケーションなどを取るなどして
未然に防げるように対応しましょう。