2017.07.11

外構工事、タイルのデメリット、メリット

外構工事でよく耳にするのがポーチなどに作る
タイル工事になります。

そこでタイル工事に使うタイルの基礎知識からご説明したいと思います。 

1.タイルの基礎知識
タイル工事について触れる前に「タイルとは何か」を説明いたします。
基礎知識を押さえておきましょう。

1-1.タイルとは?

タイルは「焼きもの」からなる薄板で、一般的には
「建物の内壁・外壁・床・屋根など」を覆うものを指しています。

ほとんどが「正方形・長方形」です。

英語でいう「TILE(タイル)」はラテン語の「テグラ(覆うものという意味)」を語源としています。

日本でタイルという名称が確定したのは大正11年。東京で催された
「平和記念東京博覧会」の折です。

このときまでは「化粧レンガ・はり付けレンガ」などと呼ばれていました。

1-2.タイルの建材としての「メリットとデメリット」

1-2-1.メリット

タイルは耐火・耐水に優れており、長期間メンテナンスが不要ですので
ほかの建材と比較すると維持・管理がしやすいといえます。
中でも「汚れが付きにくい」という点は非常に優秀です。

日本は湿度が高いのでカビの発生に悩まされますが「タイル」に限っては問題がありません。
汚れが付きにくいので簡単な拭き掃除だけでお手入れが済んでしまいます。

万が一、火災が起きてもタイルは燃えにくく、有害な煙が発生しません。

また、種類・デザインが豊富ですので、外壁・内壁問わず自分が思い描く空間を実現しやすいでしょう。
組み合わせを変えることによって、バリエーションは無限に広がります。

1-2-2.デメリット

タイル工事の初期費用が1番のデメリットになります。
ただ、長い目で見ると「維持費がかからない」という利点があるので
決して高すぎるということはないでしょう。

また、モルタルを用いたタイル工事ですと、どうしても時間がかかってしまいます。

まとめ

大きさ、色、かたち、つや感、種類豊富で個性的なタイル
さらに耐久性も優れており、汚れが付きにくいメリットが
ございますので、外構工事でタイルを選ぶ際は
外構業者と相談して細かく決めてみてはいかがでしょうか