皆さんが解体業者を選ぶ際に気をつけておきたいことの一つとして、その解体工事業者さんがいい仕事をしてくれるかどうかという事が1番大切な事ですよね⁈

 

いい仕事の定義はいくつかありますが、依頼人が後々困るようなことは避けてほしいものです。


例えば、『騒音や振動がうるさく、近隣住民からクレームを言われた。』、『解体工事中ホコリが舞ってしまい、洗濯物が干せない。』、『作業員のマナーが悪い。』、『道路や公共物の汚れや破損が発生してしまった。』など様々です、、、

 

いざお願いする際は、上記のトラブルが起こらない解体業者を選びたいものですよね!

 

特に、騒音や振動、粉塵などのホコリは、養生シートをしっかり施すことによってある程度防げるものです。

この解体工事の守りとも言える養生シートの使い方で解体業者の良し悪しをある程度見分けることができるんです!

また、事前に養生シートのことも理解しておけば解体業者に見積りをお願いするときに、より深いレベルで話ができるため解体工事が行われる前からある程度の想像がつけられるようになります。

知ることで、言われるがままの任せっきり体質から変わることもできるのです。

 

安心する仕事をお願いするなら自分自身も必要最低限の知識は身につけていく必要がありますよね⁉︎

【養生シートの種類を知ろう!】

素人目では、どれも同じように見えてしまう養生シートですが、解体する建物や工事の内容によって、解体業者は様々な種類の養生シートを使い分けます。

養生シートの機能を理解しておけば、どういったところに、どんなものが必要なのかもわかるので、ある程度の予算感も見えてくるのです!

〜防火シート〜

火に強い素材を使用しているのが防火シートです。

解体工事の際、鉄筋や鉄骨など、金属を切断するときに出る火花の飛散を防ぐために使われます。

ものによっては800℃の熱まで耐えられ、万が一着火したとしても際限なく燃え広がることがないものが多いです。

消防庁の認定防炎ラベルが付いているものもありと、解体工事現場の安全を守るために信頼できるものです。

材質は、ポリエチレンや塩化ビニール、ポリエステル100%など、様々な種類のものが多いです。

 

〜防音シート〜

住宅密集地や音の出る工事が多いものは、『防音シート』や『遮音シート』と呼ばれているものを使用します。

名前の通り騒音を軽減するもので、鉄筋コンクリート造の建物を解体工事する際、コンクリートを撤去する作業で出る大きな音を主に軽減してくれます。

防音シートは質量が重くなればなるほど、防音性能は高くなります。

そのため、厚みがしっかりして、密度が高いものが防音効果は発揮されます。

密度は一見わかりませんが、防音シートの厚みは、0.5ミリから1ミリが存在します。

これら防音シートは、あるのとないのとでは、騒音の大きさが全然違ってきます!

近所の迷惑を軽減するためにも、防音効果にこだわったものを利用したいですね!

シート以外にも、様々な種類の物があり、ビルの解体工事の場合は防音パネルというものを使います。

パネルなどは、その分密度が高くなるため、より音の大きい工事に対して効果があります。

 

〜養生メッシュシート〜

風を通すことのできるメッシュ構造のシートを活用することで、一定以上の耐火効果を得ながら、風により足場が倒れてしまう様な事故を防ぎます。

海辺や山など風の強いところに使用します。安全に工事を行っていくためにこのメッシュ養生シートは重宝されます。

ものによっては、防炎機能がないものも存在するみたいで、どういった解体工事をする際に、どんな養生メッシュシートを使用するのか聞いてみるといいかもしれませんね。

 

〜養生シートの大きさ⁉︎〜

 

養生シートは、「単管」と呼ばれている鉄のパイプ状のものに取り付けます。

大きさは、1.8m×3.6m(業界では一間二間と言われています。)や1.8m×5.4m(一間三間)が主流で、1枚1,500円程度で買うことができます。

「養生シート」は、解体工事の中では消耗が激しい備品で、重機や木材でちょっと引っ掻いただけで破れてしまいます。

解体工事を月に10棟の解体工事を行っている業者であれば、月に1~2回は買い換える計算になります。

参考までに延床面積30坪程度の建物では、3面に養生を設置し15枚~20枚程度使用します。

消耗が激しい備品ですが、これをどれくらい丁寧に扱うかによって、解体費用が抑えられるため見積費用の時に他より高額であれば、こういった資材の消耗が激しいということも考えられ、作業員の方の質も見えてくる気がします。。。

 

〜養生シートを見れば、解体業者の質と職人のレベルが分かる⁈〜

長年、多くの解体工事現場を見ていると、養生シートの状態や使用しているもので、施工を行っている業者の良し悪しが見えてきます。

打ち合わせや現場でのお見積りの際に、質問を投げかけることで解体工事をお願いする業者の質を見極めることができます!

絶対に壊れたものを使い続ける業者は避けた方が良いでしょう!

〜古くても使い続ける業者を選ぼう〜

古くても綺麗な養生シートを使用し続けてる解体業者は、工事技術がある業者と考えられます。

養生を傷つけずに作業ができるということは、職人の腕がよく重機の扱いにも手馴れているはずです。

汚れは、ホコリや粉塵が外に出るのを防ぐと考えられるため、汚れていて当然なのです。

丁寧な仕事ができる人は、近隣のクレームも少なくなる可能性が高いことと、トラブルが起きたとしてもしっかりと対話ができる人である可能性が高いため、安心した仕事を任せることができます!

 

【まとめ】

 

解体工事をお願いする業者を探すときに、備品や機材を見ることでその会社の仕事っぷりがわかることもあります。

今回取り上げた養生シートの場合、消耗が激しい備品だと考えられるため、必要以上に丁寧に扱える会社の職人の質が高いと考えられます。

こういったちょっとしたところを見ることで、会社の良し悪しがわかるというのはいいですよね!

プロにしかわからない言葉をたくさん並べられるよりも、その人となりが見えてくるようなちょっとしたところに気づけるかが自分の大切な仕事を受け持ってくれると考えられます。

もしお見積りをされる際には、お願いする業者さんと共にするときに、今回取り上げた養生シートについて、話してみてもいいかもしれませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お守りや人形の処理、皆さんはどうしていますか?


普通にゴミに出したら良くない事が起きるんじゃ…と思い神社に持っていってお祓いなりの処理をしてもらうのが一般的な意見でしょうか。


神聖な物、命が宿っていると言われている物に関して、日本人は簡単に捨てられないという意見が多いと思います、、

解体工事に関しても同じことが言えるんです!


仏壇や神棚、井戸の処理に困っている方や地鎮祭をやるべきかやらなくていいのか迷っている方がとても多い現状です。


今回はそんな迷いがちなお祓いの方法から費用までの解説をしていきたいと思います!

鎮魂祭やお祓い、魂抜きを「やるか」「やらないか」の判断基準についてもご説明していきます。

【地鎮祭っていったい何をするの?】

地鎮祭とは、解体工事が終わり更地になった状態で、これから始まる工事の安全や今後の家の繁栄を祈り、今までの家に感謝を伝え、悪いことが起きないようにお祈りする儀式です。「じちんさい」「ことしずめのまつり」と読みます。


その土地に住む神様を祝い沈め、土地を利用させて下さいと許可を得る意味があります。

地鎮祭の流れとしては工事着工前に神職をお招きして神様にお供え物、祝詞をあげます。

お祓いをして浄め、施主が始めの鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、工事の無事を祈るというのが一般的な地鎮祭の流れになります!

〜地鎮祭でかかる費用〜

地鎮祭は自分で用意する分や神職に払う分、施工業者に払う分があるので注意しましょう!

・お礼、謝礼金として神職へ支払う初穂料 →2,000~50,000円


・神職が車や原付で来る場合お車代として支払う交通費 →1,000~10,000円


・施工業者が祭壇等の準備をしてくれる場合は業者に支払う準備費用
→5,000~10,000円 ※テントや資材を多く使う場合はもっと高い


・お供え物として米や塩、お酒に湯のみや紙コップを施主が用意する →10,000円前後


・近隣へ配るため施主が用意する菓子折り代(1個あたり) → 1,000~3,000円

・関係者へ配るため施主が用意するお弁当代(1個あたり) →1,000~2,000円

以上で合計10万~20万円かかることになってしまうのです!!

【神棚、井戸、仏壇の魂抜きってどんな意味があるの?!】

魂抜きとは神棚や井戸、仏壇などを壊したり、移動するために行うお祓いの事を言います!

魂が宿るとされている物を移動、解体するには魂を抜き、物に戻してから扱う事が必要と考えられて来ました。

怠った場合は災厄がふりかかると恐れられていて、長く住んで関わってきた土地や物に感謝するという意味も含めて行われてきた儀式になります!

神棚、井戸、仏壇はそれぞれお祓いを依頼する先が違うので注意が必要です。

神棚は神主がいる神社へ。仏壇はお寺の僧侶に頼まなければなりません。井戸は神主でも僧侶でも対応してもらえます。

費用は大きさや状態にもよりますが5万前後が相場です。

お祓いの服装、というと正装でカッチリ決めなければいけないと思われがちですが、個人で行う場合は派手であったりだらしない格好で無ければ大丈夫です。

男性はチノパンやジーパンに白めのシャツ、スニーカーで十分です。

女性もワンピースやスカート、お子様は多少派手でもよほど奇抜で無ければ問題ありません。

原色モノの服やサンダルは控えましょう。気になるようでしたり業者や神職、親族に正装を希望された場合はスーツ(お子さんは制服)を着用致しましょう!

魂抜きだけでなく、地鎮際も共通になります!

【お祓いはやらなければいけないの?】

さて、ここからが本題です!

上記で説明したお祓いは必ずやらなければいけないのでしょうか⁉︎

神聖な儀式で古くから受け継がれてきた伝統のようなものだし、皆やってるからやったほうがいいと思う方もいます。


反対に費用や時間もかかるし、やる必要が無いと思う方もいます。


はっきり言いますと、どちらも正解です。やってもやらなくてもどちらでも良いのです!

解体、建設時のお祓いというのは、特に義務付けられたモノではありません。

本来お祓いというのは宗教的な考えによるもので、信じる宗教によってそれぞれ判断は違ってきます。

施主様がご自身で考えて必要が無いと思えばやらなくても問題ありません。

実際に海外の宗教では解体時や建設時にお祓いをするという考え自体がごく稀なようです。

しかし、親族の中に一人でもやっておいた方がいい、やらなければいけないと考える方がいれば意見を尊重しましょう!

そこで意見を押し切ってお祓いをしないまま工事が始まってしまうと、ずっと後悔の念が尾を引いてしまったり、不安な気持ちを引きずってしまいます。

日本人は特に神への感謝や祈りといったものを大切にし、災いを防いできた文化があります。

今でもお祓いを重要視する人はとても多いです。

そのため、お祓いをしなかった結果工事中に事故が起こってしまったり、住んでから病気やトラブルに見まわれてしまいやはりお祓いをすればよかった、と後悔するケースも目にします。

極端な話お祓いをすれば病気にならない、トラブルが起きないというわけでは無いのですが、少しでも気にしていると関連付けてしまいますし、災厄とお祓いは全く無関係だと心から否定できるかとなるとそうでない人も多いのではないでしょうか⁈


悪い事が起きてもそのせいだと思わない、後悔しない方はお祓いの必要はありません。

近年、地鎮祭やお祓いを行う家庭が減りつつあるとのことです。

その半面、神職には依頼せず敷地の四隅と中央に塩とお酒を撒いて解体業者と施主で家屋へ感謝と工事の安全をお祈りするという簡略化した儀式を行う方も増えています。

費用に余裕は無いがお祈りはしておきたいという方はこういったお祈りもいいかもしれません!

〜まとめ〜

長年暮らしてきた家なのでこれまで守ってくれた感謝の気持ちを伝えたい、今後共健康で安全でいられるようにお祈りをしたいと思われている方も、費用や準備に余裕が無かったり、特にお払いの必要性を感じないと思われている方もどちらも間違っていません!!

絶対しなければいけない訳では無いのです、、


しかし、いまいち自分や親族だけでは判断できづに悩んでいる場合は施工業者に相談してみましょう。業者であれば今までの経験から良いアドバイスをくれると思いますし、親身に相談にのってくれます!

お祓いや儀式といったものは災厄を取り除き人々の安全、健康を祈るための神事ですので、納得がいくまでじっくりと考えましょう!!

 

良く聞く『道路使用許可』とはいったい誰が申請するものなのでしょうか⁈

 

実は誰が申請するのか法律で定められているのです!

 

 

 

【〜作業者に定められた義務〜】

 

道路使用許可の申請義務は、作業者に定められています。

 

 

道路交通法によると交通の妨害となるような方法で、物を道路に置いたり、道路上の人や車を損傷させるような物を投げるなどの危険な行為は禁止されています。

 

 

しかし、工事や作業、お祭りごとのように、公益上、または社会慣習上、使用がやむを得ない、と認められるものについては、交通に支障のない範囲で道路使用許可申請を提出することで道路の利用が可能になるんです!

 

その道路使用許可申請提出義務は法律により作業者に定められております。 

 

 

〜道路交通法の記載部分〜

 

第77条 次の各号のいずれかに該当する者は、それぞれ当該各号に掲げる行為について当該行為に係る場所を管轄する警察署長(以下この節において 「所轄警察署長」という。)の許可(当該行為に係る場所が同一の公安委員会の管理に属する2以上の警察署長の管轄にわたるときは、そのいずれかの 所轄警察署長の許可。以下この節において同じ。)を受けなければならない。一 道路において工事若しくは作業をしようとする者又は当該工事若しくは作業の請負人

 

 

 

【申請は解体業者が有償で行う事が一般的⁈】

上記の道路交通法での取り決めから、申請は解体業者が有償で行うのが一般的になります。

 

申請は警察署に提出することになりますが、手間が掛かるため見積りに、「申請費用○○円」という風に記載され、見積書などに費用が盛り込まれる事が多いのです!

 

 

【まとめ・申請費削減⁈】

 

道路使用許可の申請は実際それほど複雑な手続きではないため、警察署に足を運ぶ手間を施主が肩代わりすることによって、解体業者の手間を省き、費用削減を求めることは可能になります!

 

また、契約条件として申請をサービスでやってもらうような交渉も、ひとつの手段として考えられますので、必ず一度解体業者に相談してみましょう!

 

 

 

 

 

 

【地中埋設物とは⁇】

 

 

解体工事の際に、地中から様々な障害物が出てくる事があります!

 

これを我々解体業者では

「地中障害」「地中埋設物」

と呼んでいます。

 

地中埋設物が出てくると最初の見積りとは別途で追加金額が発生するものがあります!

 

地中埋設物と聞くと、「そんなの滅多に無いことだよね?」という声が返ってきそうですが、まったく可能性が無いとも言い切れません。

 

あくまで私の経験を基にした感覚ですが、なんとおよそ5件に1件は地中埋設物が出てきているような感覚なのです!

 

【地中埋設物の種類は⁈】

 

 

それでは、実際にどのような物が出土するのでしょうか?

実際に例を挙げていきたいと思います!

 

 

《瓦・ガラ》

 

最も多いケースが、瓦・コンクリートガラなど、以前に人為的に埋められた廃棄物になります。

 

原因としては以前の土地所有者が、正しく処分する費用や手間を惜しんで埋めたことが考えられます。

 

土地を購入した方の場合は、瑕疵担保保証に該当する場合が多いため、不動産屋さんに相談してみる事をお勧め致します。

 

処分費用を売主に負担してもらえるかもしれませんよ!?

 

《岩・石》

大きさや形は様々ですが、岩石もよく耳にする事例になります!

 

最近の住宅は基礎を深めに掘ることが多いため、以前の建築では問題にならなかった岩が、建築の妨げとなることがあります。

もし見つかった場合は建築会社に確認し、撤去するべきかどうかを判断してもらうと良いでしょう!

 

《タイヤ・衣服》

滅多にない事例ではありますが、タイヤや衣服等も埋められていることが有ります!

 

こちらも建築の妨げとなることが多いですので、必ず解体業者に撤去を依頼して下さい!!

 

《医療廃棄物》

 

ごく稀に、注射器等の医療廃棄物が見つかる可能性もあります!

 

未使用であれば大きな問題はないのですが、体液・血液の付いた医療器具は感染性廃棄物としてみなされるため、処分には特殊な許可が必要になるんです!(特別管理産業廃棄物収集運搬業・特別管理産業廃棄物処分業)

 

まず一般的な解体業者がそのような許可を持っていることはまずありませんので、まずは役所に相談してみましょう!

 

《以前の建物の基礎》

 

こちらも稀なケースになりますが、今回壊す以前に建っていた家屋の基礎が残っている可能性があります!

現在の建物の基礎が解体費用に見込まれていることは当然ですが、それ以前の建物については事前に予期できない部分になりますので、追加費用は必至になります!

 

解体業者・建築業者と相談した上で、撤去を依頼しましょう!

 

《湧き水》

 

地下に水脈が走っている土地の場合、土を動かすことによって水の流れが変化し、湧き水が噴出する可能性があるんです!

 

水浸しになってしまうような場合には、排水経路を作るなどの措置が必要になってきますので、こちらもすぐに業者に相談しましょう!

 

《その他⁈》

 

あってはならないケースになりますが、人骨が発見されたという事例も耳にしたことがあります。。。

こればかりは、無いことを祈るしかないですね!

 

 

 

簡単に説明致しましたが、上記が考えられる地中埋設物の種類になります!

 

 

【追加費用の金額⁈】

 

今回ご紹介した埋設物が見つかった場合、その処分にかかる費用は施主が負担することが一般的になります。

 

ガラや瓦などのケースでは10万円以下の追加費用で済むことが多いですが、湧き水や感染性廃棄物ともなると、それ以上の費用がかかってしまうこともあります!

 

無事を祈りながら、万が一の心構えをしておくのは大切になります。。

 

【まとめ】

このような地中障害物が発生した場合の、費用・対応は事前に解体業者に確認しておくことがトラブルを回避するポイントになります!

追加費用で嫌な気持ちにならないためにも、必ず事前の確認を行う事をオススメ致します‼︎

 

 

 

 

今回は万が一自分の家が火事になってしま際の取り壊しの流れについて書いていこうと思います!!

 


【工事は誰に依頼するのが適切?】

 

火災後の建物撤去を依頼するのは解体業者が適任になります!


建物が燃えてしまったとしても、基本的流れは変わりませんし、火災ならではの注意点についても、解体業者は熟知していることが多いです。

 


お近くの解体業者を探し、まずは相談してみましょう!

 

【火事現場の解体作業の流れ】

 

大まかな作業の流れは火災以外の物件と大きな変わりはありませんが、何点か違いがありますのでここで紹介させて頂きます!

 

「罹災証明の取得」

 

火災にあった建物を壊す場合、まず一番最初に行わなくてはならない手続きが罹災証明の取得です!


罹災証明とは消防証が発行する、建物が火事にあったことの証明書になります。


廃材処理費用の減免を受けるために必須です! 


まずは消防署に行ってみましょう!

 

「解体工事御見積りの検討」

 


罹災証明を取得した後は解体業者に現地を見てもらい、見積りをして頂きます。

工事の費用、期間、細かな工程の内容について業者から細かく説明を受けます。

気になる点は業者にしっかり聞いて必ず不安要素のないように致しましょう!


「〜契約〜」


見積りが満足いく内容であれば、業者と工事請負契約書を交わします。

中には悪徳な業者もいるので必ず契約内容に納得した上で契約を結ぶように致しましょう!

最初から1社に決めず、何社かで見てもらってから判断する事をお勧め致します!

 

 

「近隣あいさつ」 

 

そして大事な近隣挨拶を行います。

火災のお詫びで既に回っていらっしゃるかもしれませんが、解体時にもやはりご迷惑をお掛けしますので、必ず再度あいさつに足を運びましょう!

 

「 工事着工 」

 

いよいよ実際に工事に取りかかります。

30坪程度の木造住宅であれば、だいたい7〜10日間が目安となります!

火災現場のゴミは通常の産業廃棄物と異なり、自治体の処分施設に持ち込む流れになります。

自治体によって違いますが、処分費用を減免してくれる制度が存在しますので必ず管轄の自治体に確認致しましょう!

 

「完了立ち会い」


工事完了後、必ず解体業者立ち会いのもと完了の立ち会いを行います! 

 

修正すべき点や気になる点があれば、手直しを依頼すると良いでしょう。

 

最後の立会いになりますので小さな事でも業者に質問する事をお勧め致します!

 

以上が火事現場の解体工事の簡単な流れになります!

 

【〜まとめ〜】

 

大まかな解体工事の流れは通常の解体作業とさほど変わりませんが、火事現場になるとやはり経験が豊富で過去に火事現場の施工をした事があるベテランの業者さんにお願いする事が間違いなさそうです!

 

火事を起こすと自分の家や大事な物が無くなってしまうだけではなく、近隣にも大きな危険を及ぼしてしまう事になるので、絶対にないように火の元には普段から気をつけましょう!

 

 

 

今回はカーポートについて書いていきたいと思います!

 

【日除け?保護?積雪?目的いろいろ】

 

カーポートとは車の屋根のことですが、屋根をつけたい目的は人それぞれ違い、その目的によってどの商品を選ぶべきなのかも変わってきます!

 

・南向きの駐車場で日当たりがよく、夏場に車内温度が高くなるのを防ぎたい 


・風が強い地域で砂埃が多いので、車の表面を保護したい


・冬場は霜が降りるので、車に霜が付着しないようにしたい

 


設置したい理由は地域や環境により様々で、その理由によって選ぶべき形状、材質は様々です!

 

まず1番大切な事は何から車を守りたいのか、目的をはっきりさせておきましょう。

 

【カーポートの種類】

 

カーポートには大きく分けて主に3種類あります!

 

透明性に優れるポリカーボネート板からなるもの、耐衝撃性に優れるスチール板からなるセッパンカーポート、シャッター付きの四面囲いのガレージなどがあります!

 

金額面では、

 

ポリカーボネート板 → スチール → ガレージという順で高くなっていきます!

 

【選ぶポイント・コツ】

 

ポリカーボネート製、セッパンカーポート、ガレージ、それぞれ費用の違いはあるものの、どれにも商品の利点があります!

 

 

自分の家にはどのタイプのものが合うか、駐車台数をもとにして各タイプで外構業者に見積りを出してもらって金額を比較してみてから決める事をお勧め致します!

 

 

業者の中には具体的な説明がなく勝手に一般的な材質に決められたり、カタログを見せるだけで工事に進んでしまう業者もいるので、依頼主自身からどんな種類があるのか問い合わせるのがカーポート選びのポイントになります!

 

 

【〜まとめ〜】

 

カーポートは大事な愛車を守る為のとても大切なものです!

 

妥協する事なくしっかり仕様用途にあった種類のカーポートを業者とじっくり相談した上で決めてみて下さいね!

 

 

 

 

 

 

今日は滅失登記について詳しく書いていきたいと思います!

滅失登記とは解体工事完了後に出さなければならない届出の事を言います。

【〜滅失登記の時期は?方法は!?〜】

滅失登記は建物の解体工事が完了後、1カ月以内に行わなければならないことが法律によって定められています!

1カ月以上放置しておくと不動産登記法第164条に違反し罰則の発生になり、その場合10万円以下の過料となります。

これは刑罰ではありませんが、金銭的なペナルティを当事者に与えることになるという事です! 

滅失登記はご自身で手続きする事も可能ですが、様々な書類の記入が必要になり、慣れないと簡単に出来る手続きではありません。

その為もしご自身で滅失登記を行う場合は、解体工事完了後すぐに法務局へ足を運ぶなどして早急に対応していきましょう!

土地家屋調査士に依頼する場合ですが、通常1〜2週間程度の準備期間を要しますので、こちらも解体後速やかに土地家屋調査士へ依頼し手続きを進めることが大切です!

 

滅失登記の大まかな流れは次の4ステップになります!

1、法務局において登記簿謄本を取得し、登記内容を確認する。

2、建物の滅失登記の申請書を法務局にて入手し記載する。

3、取り壊し証明書と解体業者の印鑑証明、解体業者の登記簿謄本を解体業者から受け取る。

4、1〜3の書類を法務局に提出する。

以上が滅失登記の流れになります!

 

 【 〜掛かる費用は⁈ 〜】

土地家屋調査士に依頼する場合の費用の相場は4〜5万円が一般的です!

自身で行う場合には登記簿謄本の取得費用の1通1000円程度ですみます!

なので自信で手続きが出来た方が格段にお得ですね!!

 

【〜固定資産税について⁈〜】

建物の滅失登記が完了すると固定資産税の課税台帳から建物が抹消されます!

その為翌年からは建物の固定資産税は発生しなくなります。

万が一固定資産税の請求が来る場合は市役所に確認してみましょう!

 

〜まとめ〜
以上が滅失登記についての詳細になります!

解体工事後に必ず必要になってくる処理になりますので覚えておきましょう!

 

 

 

 

昨今空き家問題が浮上してるのを良く耳に致します。

「それでは何故空き家問題になってしまうのか」

空き家は、人が住んでいないのはもちろん、管理すらされていないまま放置されているケースがほとんどです。

長期間に渡り誰も管理していない空き家には以下の4つの問題があります。

建物の老朽化

人が住んでいないことにより、換気や通水がされず建物の老朽化が進行しやすくなります。瓦の落下や外壁の剥落など目に見える劣化はもちろん、雨漏りや白アリ被害などによる構造体の脆弱化など倒壊につながる目に見えない劣化も放置されてしまいます。

防災上の問題

老朽化が急速に進むことにより、地震、台風、大雪などの自然災害で倒壊する可能性が高くなります。倒壊により直接的な人的被害が出る場合や、救急車両の通行を妨げるなど副次的被害も拡大します。

防犯上の問題

放置され「誰も来ることがない家」となると、不心得者や犯罪者の不法侵入によりアジトなどに利用される場合があります。不法占有者による火事だけでなく、放火の対象になる可能性もあります。

景観や衛生の悪化

朽ちかけている建物はもとより、手入れされていない庭の雑草や建物に絡みついたツタ、壁の落書きなど周囲の景観を破壊します。害虫の大量発生や野良猫、ネズミなどの住処になったり、ゴミの不法投棄場所になったりします。

どの問題点にも共通して言えるのが、自分以外の他人、特に近隣の住民に多大な迷惑をかけてしまうという事です。

空き家問題は「空き家を持っている人の問題」ではなく「管理されていない空き家の近隣に住んでいる人の問題」です。

空き家率が30パーセントを超えると、こういった問題が顕在化して居住快適性が著しく低下するといわれています。

その地域に住む人たちの心も荒れ、街の荒廃へとつながっていきます。空き家の増加によりこうした問題が日本のあちこちで起こるようになっています。

まとめ

4つの問題に直面する事も考えられるため、また、家屋がある為に起こりうる事故、事件、近隣様へのトラブルを避けるために、弊社では家屋の解体工事を相談させていただいております。

家屋解体後のプランもご用意しておりまして、{新築住戸建築オーナープラン〕、{コインパーキングオーナープラン〕なども取り入れる事が可能になりますので、是非ご検討下さい。