2017.06.27

なぜ!? 今空き家が問題になっているのか!

 

昨今空き家問題が浮上してるのを良く耳に致します。

「それでは何故空き家問題になってしまうのか」

空き家は、人が住んでいないのはもちろん、管理すらされていないまま放置されているケースがほとんどです。

長期間に渡り誰も管理していない空き家には以下の4つの問題があります。

建物の老朽化

人が住んでいないことにより、換気や通水がされず建物の老朽化が進行しやすくなります。瓦の落下や外壁の剥落など目に見える劣化はもちろん、雨漏りや白アリ被害などによる構造体の脆弱化など倒壊につながる目に見えない劣化も放置されてしまいます。

防災上の問題

老朽化が急速に進むことにより、地震、台風、大雪などの自然災害で倒壊する可能性が高くなります。倒壊により直接的な人的被害が出る場合や、救急車両の通行を妨げるなど副次的被害も拡大します。

防犯上の問題

放置され「誰も来ることがない家」となると、不心得者や犯罪者の不法侵入によりアジトなどに利用される場合があります。不法占有者による火事だけでなく、放火の対象になる可能性もあります。

景観や衛生の悪化

朽ちかけている建物はもとより、手入れされていない庭の雑草や建物に絡みついたツタ、壁の落書きなど周囲の景観を破壊します。害虫の大量発生や野良猫、ネズミなどの住処になったり、ゴミの不法投棄場所になったりします。

どの問題点にも共通して言えるのが、自分以外の他人、特に近隣の住民に多大な迷惑をかけてしまうという事です。

空き家問題は「空き家を持っている人の問題」ではなく「管理されていない空き家の近隣に住んでいる人の問題」です。

空き家率が30パーセントを超えると、こういった問題が顕在化して居住快適性が著しく低下するといわれています。

その地域に住む人たちの心も荒れ、街の荒廃へとつながっていきます。空き家の増加によりこうした問題が日本のあちこちで起こるようになっています。

まとめ

4つの問題に直面する事も考えられるため、また、家屋がある為に起こりうる事故、事件、近隣様へのトラブルを避けるために、弊社では家屋の解体工事を相談させていただいております。

家屋解体後のプランもご用意しておりまして、{新築住戸建築オーナープラン〕、{コインパーキングオーナープラン〕なども取り入れる事が可能になりますので、是非ご検討下さい。