2017.03.07

産業廃棄物収集運搬業とは?

解体工事をご検討のあなた!

解体工事の際は、工事内容はもちろんなのですが、発生した産業廃棄物の処分にも必ず目を向けて下さい!

日本国内で起きている不法投棄の大半は悪徳業者による解体工事で発生した産業廃棄物だと言われています。

とは言ってもどうやって産業廃棄物まで目をやるの?

実は解体工事に限らずですが、産業廃棄物の処分は決められている産業廃棄物処分場によって処分を致します。

また、処分場まで運搬するのにも許認可が必要になります。

また、規定の処分場に産業廃棄物を持っていくと、処分と引き換えに「マニフェスト」の発行が行われます。

マニフェストは、処分をしてから5年間の保管が義務付けられており、お施主様からのご依頼で提出もしなくてはなりません。

このマニフェストを確認することにより、どこの業者が処分場に持って行ったかなどしっかりと記載されています。

また、産業廃棄物を運ぶ際に必要な「産業廃棄物収集運搬業」という許認可。
産業廃棄物はこの許認可を持っていないと運搬をしてはなりません。

そのため、施工を依頼する前に各許認可を提出させ、確認をしてから施工に移りましょう!

事実、残念なことに解体工事を行なっている業者にはまだまだ無許可で施工をしている業者が多いです。

このような業者を世間では悪徳業者と呼び、実際にこの業者達がしっかりと産業廃棄物を処分しているかも不透明です。

あなたも本当に気をつけて下さい!

まとめ
解体工事には恥ずかしながらまだまだ悪徳業者による施工が多いです。

その様な業者を避ける為にも、まずは施工を依頼する業者の許認可などを念入りに確認し、産業廃棄物はしっかりと処理しているかなど確認ができるマニフェストの提出も請求してみて下さい。