あなたも普段からなにか修理に出したり、工事をお願いする時にはまず見積もりを出してもらいますよね。
工事に関してはどんな工事でも基本的にはまず見積もりを確認して、内容、金額に問題がなければ施工を依頼する流れになりますが、見積書を見てもなぜここにこの金額が掛かってくるのか疑問に思ったりしたことはありませんか?
どんな見積書にも最低限かかる金額は絶対に記載されていますが、よく皆さんが疑問に思う点には、なにかしら手数料のような金額が上乗せされていることが非常に多いです。
では、今回は解体工事の見積もりが実際にどの様に作成されているのかを現在ご検討の方はもちろん、これから解体工事を検討しなくてはならないかもしれないという方向けにお伝えしようと思います!
まず、覚えておいて頂きたいのは解体工事とは、建物の構造によって大幅に金額が異なります!
そして、解体工事の金額は「坪単価」として出される事が多いです。
坪単価とは、
「建物の延べ床面積1坪あたりを解体するのにいくら掛かります。」
という出し方の事を言います。
この坪単価ですが、平均的に木造で約35,000円、鉄筋コンクリート造で約70,000円程になります。
参考程度に覚えておいて下さい!!
その他にも建物には、軽量鉄骨造や、鉄骨造など様々な構造がありますがどれも特有の特徴があり、それぞれでおおよその坪単価は異なります!
ですが、見積書を見てみると「解体工事費用」という欄に坪単価25,000円などと明らかに低い金額で記載されている事が多々あるかと思います!
ここには注意してください!
実はこの金額はあくまで建物を壊すだけの金額になります!
ですが解体工事とは、壊した後に建物から出た産業廃棄物を処分場まで運搬しなくてはなりません!
もちろんここには人件費はもちろん!
運搬費用や、処分費用が掛かってきます。
その為、これらを合計した金額が実際に解体工事に掛かる費用になってくるのです。
ですので、見積書を見た際に「解体工事費用」が安いからというだけでは決して判断しないようにして下さいね!
解体工事費用とは別に、処分費や運搬費で金額を高くしてくる業者も中にはいるので注意して下さい。
まとめ
解体工事の見積もりは本体の解体費用以外にも色々とお金が掛かっているところがあります。
それらを全て踏まえた上で金額を見比べて頂き、実際に施工依頼をする業者を決めて下さい。