2016.09.04

残置物は自分で捨てると処分費が10分の1で済む!?

家屋の取壊しを決めてからまずはお見積りを行いますが、その際に建物自体の解体工事用とは別に家屋内にあるお荷物であったり庭に植えてある植栽など解体工事という一くくりの中でも様々な種類に小分けをし、お見積り致します。

その中で一番多いのが「残置物」です。
残置物と言ってもわかりにくいかもしれませんが、簡単に言うと「家屋内にあるいらないもの」のことを言います。
実はこの残置物。
もちろん解体業者の方でも処分できます。ですが、実際はあなたが自分で処分した方が遥かに安いのです。

あなたの市町村にはそれぞれ粗大ごみ用のシールがあると思います。
粗大ごみシールは1枚500円程度からあると思いますが、あなたは引っ越しの際に残すもの一個一個にこのシールを貼りたいと思いますか?

あなたに限らず、ほとんどの方が貼りたくないはずです。
それはかなりの手間がかかるからです。
ですが、家屋内にある荷物全てを新居に持っていけない。持って行っても邪魔だ。

そうして家屋内に残った荷物が残置物と呼ばれるものなのです。
そこでそのような処分に手間がかかるものをまとめて解体工事の際にまとめて処分するのが、私たち解体業者なのです。

ですが、この残置物。
業者に依頼すると確かに楽です。その変わりといっては何ですが、金額が高いです。
あなたの家屋内にはどの程度の残置物が残りそうですか?
残置物の撤去費用ですが簡単に搬出ダンプの台数である程度の金額が出ます。

例えば…
2トン ダンプ1台あたり 約50,000円~約70,000円
3トン ダンプ1台あたり 約60,000円~約80,000円
4トン ダンプ1台あたり 約100,000円~約120,000円

この金額を見てあなたはどう思いますか?
はっきりと言いますと私たち業者が言うのも変ですが、とてももったいないお金です。
おおよそですが、一般的な家庭用のテーブル(食卓で使用する4人掛け)であれば3つ積んだら2トンダンプはいっぱいになってしまいます。

しかし、粗大ごみとして出したらどうでしょう?
テーブル1台2,000円と例えるなら、3台処分するのに6,000円で済んでしまいます。
この時点ですでに約10倍もの金額を支払わなければなりません。

テーブルであればこの金額で収まりますが、例えば残置物の中に、液状のものや、布団、ソファーなどは木製物と比べて金額が割高になります。
これには、処分するときの手間や、処分代金などの兼ね合いがありますが、どれも数千円あれば処分できてしまうものなのです。
確かにまとめて処分をしてもらえば楽です。
しかしその分お金がかかります。
あなたは楽な方を選びますか?それともお金の節約を選びますか?

まとめ
少しの手間を我慢できれば解体工事費用に余分なお金がかからず工事を行うことができます。
確かに残置物をして業者にまとめて処分してもらうのは楽ですが、物によっては10倍以上の処分費用が掛かってきます。
あなたの方で処分できるものに関しては、少しの手間は掛かりますが処分した方がお得です。